拓本体験@弥生文化博物館
2011-08-19



やぁっっ
ブログの超絶放置プレイにも程が有る・冷蔵庫の主・ですこんちはどす。

近況は後回しにして、折角昔撮ったまま行方知れずだったデータがでてきたので、夏休みの自由研究や工作に使えそうだったのでコイツをうpだぜ。





↑の動画は、2年前かな?それくらいに弥生文化博物館で行われてた弥生フェスティバルでの体験学習の一つの「拓本体験」の様子です。
まず拓本とはそもそもなんぞや?ですが、軽く言うとデコボコ模様写し取り。
ただ、デコボコにねり消しや粘度を押し付けて【立体としての形】を写し取るのではなく、【平面】に『絵』のように写し取る事。
ノリは版画。
これの何がえぇかってぇと、そのまんま目で見たり写真に撮っても、色や影での差がわずかすぎてわかりにくい小さなでこぼこも、拓本で取るとはっきりわかるようになったりあれやこれや。
そうだな、あとは、筒状の物などの表面に刻まれたデコボコは、写真などでは正面側に見える部分しかわからないけど、くるっと包むように拓本を取ると、360度パノラマ撮影みたいな絵が取れるとかそういうトコ。


以下、動画からSS抜いたもので作業の流れと、補足説明などを。



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まずは葉っぱの拓本。
枯葉でも摘んだばかりのでもどちらでもよい。
ここでは一枚だけだけど、色んな種類を一度にはさんだり、同じ種類の小さな葉でも、沢山きれいに並べてからやったりするとおもしろいのができるよ。


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葉っぱの上にお習字に使う半紙を、つるつるしたほうを下にして乗せて、水でぬらしたタオルでゆっくりと全体をまんべんなく押さえていきます。
コピー用紙などの紙では厚すぎて、濡らしても下にあるモノのデコボコがわからなかったりするから不向きだよ。


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紙が葉の形になじんでデコボコわかるかな?って感じになったら、こんどは「たんぽ」を使ってうえから墨汁をぽんぽんと優しくつけていきます。
「たんぽ」を使う事により、紙についたデコボコのでっぱったトコだけに墨が付き、ひっこんだトコには墨が付かないというわけ。
「たんぽ」は、布で「てるてるぼうず」を作ってる感じを想像すればわかるかな?
スポンジなんかでも代用できると思う。
ポイントは、墨汁を付けすぎない事。
カッスカスやんwってくらいの状態でやさしく何度もぽんぽんしていくのが良い。
墨汁だっぱだぱのをグリグリしちゃうと、凹ったくぼみにまで墨汁が垂れちゃったりして全部まっくろになっちゃうよ。
墨汁が便利だし模様をはっきり見せるには最適だけど、絵の具を使ってカラフルにするのもアリだと思う。


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葉っぱを外したのがコレ。
葉っぱの形や、葉脈のようすなどがよくわかるね。


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次に用意してもらったのは、発泡スチロール板と竹ペン、たぶん竹割り箸の先を丸く削ったモノだと思う。
板は、お家の方がお肉やお惣菜なんかを買った時なんかのを貰えばそれで十分いいと思うよ。


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発泡スチロール板に竹ペンで好きな絵を描いてみましょう。
絵じゃなくても字でもいいよ。
版画とちがって、写す時に左右逆転したししないから、字を書くのも難しくなくていいね。
また、この場では危なくないようにと先の丸い竹ペンを用意してくれてたけど、怪我しないようにしっかり扱えるのなら、つまようじや竹ぐしなどの細いモノを使って描くと、もっと細かい絵や字が描けていいかもね。


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[弥生文化博物館]

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